傾斜がないと描きづらい。
いつからそうなったか分かりませんが、平らな机に紙を置いて描くと、姿勢が悪くなって肩こり腰痛に襲われる、絵も遠近感が変になる、などなどの理由から傾斜台を使って描いていました。
今まで使っていたお絵かき台は、トレーサーの表面に滑り止めのスポンジを貼っつけて、トレーサー機能をボツにした贅沢なお絵かき台でした。そのスポンジが経年劣化の為にボソボソと黒い粉を出すようになってきた。汚くてとても不快な為に屋根裏に放置してあった木の板で自作。
何に使っていた木の板か解りませんが、大きさもちょうど良く、適度に滑って、適度に止まる、完璧な滑り具合!素晴らしい!
そしてこの木の板を使って描いていて、ふと気づいた事があります。
木に触れていると落ち着く。金属に触れていると緊張する。プラスチック樹脂に触れているとイライラするという事です。感受性が人一倍強いわたくしが言うんだから、これは真実です。
そして、この板のおかげかどうかは解りませんが、仕事か1.5倍ほど、はかどるようになりました。
木の力恐るべし。切られて死んで材木になっても、まだ生命エネルギーを宿している。そんな感じがしてなりません。
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